4月24日に行われたカターレ富山 VS FC琉球戦を振り返ります。
※文字だけだとなんなので、数年前の沖縄旅行の写真を。今回は行ってません…。
吹き荒れる暴風の影響で試合が中止となった先週のガイナーレ戦。
天候の問題でどうしようもなかったとはいえ、
その影響がシーズンに出ないことを祈りました。
翌日に行われたツエーゲン金沢との練習試合では4-1と快勝。
勝ち点3をもらえる試合ではないのですが、チームの状態が良いことは確認できました。
しかし、同時に入ってきた木本選手と、馬渡選手のケガの情報。
長いシーズンを戦っていく上では仕方のないことですが、
チーム力がどうなるのかも気になるところでした。
イレギュラーに1週空けて対戦するのがFC琉球。
この時、J3のトップを走る4勝1敗勝ち点13の成績。
そして昨年は1敗2分と勝つことが出来なかった相手でもあります。
さらにアウェイの沖縄という気候も強敵となりうるのが怖いところでした。
16時キックオフの試合は2-2の引き分けで終了。
雨上がりで湿度は90%だったものの、そのおかげで26度と気温的にはましになっていました。
昨年5月の試合は気温31度の湿度66%だったのでかなりの消耗戦になりましたが、
その時に比べれば戦いやすかったと思われます。
先制はカターレのセットプレーから。
國吉選手のFKから代選手のヘディングでの先制弾でした。
國吉選手のボールの精度も良かったのですが、
代選手のヘディングの精度が素晴らしかったです。
見事に右のサイドネットに強くコントロールされていました。
そして代選手のポジショニングにも注目です。
FC東京U23戦の時もポジショニング勝ちという面がありましたが、
今回も見事に裏に走り込んでフリーでのヘディング。
DFの代選手だからこそ分かるDFが嫌がる入り込み方なのか、
それとも天性の嗅覚なのか分かりませんが、
セットプレーからの得点が少ないカターレにとって、心強い武器になりました。
前半終了間際の得点で良い形で折り返せたのですが、
後半に立て続けて失点し逆転を許します。
後半40分間を超えても1-2で進み、さすがに厳しいかと思っていたのですが
41分に三上選手が値千金の同点ゴールを決めてくれました。
三上選手はその前にフリーシュートを外してしまっていましたが、
この時はシュートフェイントから見事に切り返して、
浮かさないように心がけたシュートに見えました。
ダイジェストでは、北井選手がバーに当てたシュート、
三上選手のフリーの時のシュートが流されていましたが
やはり枠に行かないと何も起こらないんですよね。
カターレにこぼれ球を押し込んだ、いわゆるごっつぁんゴールというのも
もっと生まれて欲しいと思います。
少し話が逸れましたが、2-2の同点での試合終了。
ハイライト動画はこちらです。
今シーズン、必ず昇格するという目標なのだから「良かった」とは言えないでしょう。
この結果で満足しているようでは絶対に昇格はないと思うので。
と…、分かっていても、
「これまでなら追いつけなかっただろう」と確かなチームの変化を感じ、
勢いのある首位チーム相手に、初夏の沖縄アウェイという環境で
最後まで走りきり、よく同点にしてくれた!と思うのです。
琉球サポーターさんがカターレに対し、
「やっぱり簡単に勝たせてくれない。
無敗のチームは負けない方法をよく知っている。」
とツイートされていたのも印象的でした。
地震、暴風の影響で延期になっている試合もあり暫定的な順位は6位。
首位との勝ち点差は4。
ガイナーレ戦がどこに組み込まれるか分かりませんが、
この試合を取らぬ狸の皮算用にするのではなく、
ないものとして早いうちに4の差を埋め、ひっくり返すことが出来れば、
1試合延期になっているというのがアドバンテージになるかも知れません。
ここから大分、長野、秋田、栃木と続いていきます。
この4試合が終わった時、J3の順位表は大きく変動しているでしょうし、
カターレから見える「昇格」の文字の見え方も変わっているでしょう。
その時に「昇格」の文字がくっきりと見えていることを期待して、また週末を待ちます。
あくまで今回は行ってません。
それでは!!
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