「残暑」という言葉が遠退き、秋の到来を感じる9月末。
そんな中、夏の名残があるんだと言わんばかりに到来した台風17号。
18時キックオフの時、僕は8時半に大阪の自宅を出るのですが、
大阪駅に到着して驚くことになりました。
台風の影響で11時以降の北陸方面の特急は全て運行中止が決まったいたのです。
あ、あぶね~!!と心の中で思いながら嵐がくる前の大阪を出発し、
嵐が来る前の富山に到着しました。
この時すでにJ2他会場の3試合は中止が発表されていました。
雨脚と風の勢いが強まる中、
予定通り開催という決定がなされた県総。
迎える相手はJ2昇格時の同期ファジアーノ岡山。
今季開幕戦では引き分け、天皇杯では敗戦という結果が残っています。
カターレは絶対残留を、ファジアーノは絶対プレーオフ圏内を。
ともに負けられない戦いです。
土砂降りのなか、カターレ富山のダンスチームLeap-Blueも懸命のパフォーマンス!!
子ども達の豪雨の中でのダンスに自然とスタジアムも沸きます!!
試合開始。
カターレは風上にたっての前半戦。
ただ味方になる敵になるというレベルの風ではありませんでした。
その中でいかにコンパクトにサッカーが出来るかという試合。
足助選手の鋭いパスを木村勝太選手が落として苔口選手に、
そして森泰次郎選手の見事な股抜きからのピンポイントスルーパスが苔口選手に。
ここが前半の見どころだったでしょうか。
両チームとも無得点のまま折り返し勝負は後半戦に。
試合は選手交代から動き出します。
ファジアーノは先手で石原選手を投入し、そのファーストタッチがゴールとなりました。
絶対に勝たなくてはいけない、
その気持ちを体現してくれたのはキャプテン足助選手。
コーナキックから身体を投げ出すような強烈なヘッド!!
すぐに同点に追いつくことが出来ました!!
しかしここから試合は動かず豪雨の中の試合は1-1の引き分けでした。
来場者数2619人。
台風という条件の中、集まっていただいたカターレサポーター、
そしてアウェイのファジアーノサポーター。
本当に大きな声援を送っていただきました。
試合後の監督、選手のコメントにもただ単なるお礼では終わらない
サポーターさんへの感謝の気持ちが載っていました。
シーズン中盤までだったらこの天候では
間違いなく2000人を大きく割っていたと思います。
間違いなく変化しているというのを感じます。
鳥取が勝ったため順位を1つ落として21位のカターレ富山。
来週はホームで下位直接対決、ガイナーレ鳥取戦です。
来週は天候に恵まれることを祈り、そしてみんなで県総に集合してもらって、
そして試合後の歓喜の瞬間を迎えられればと思います。
今シーズンも残るところ6試合。ホームは3試合。
せっかく一つになり大きく成長しようという時に、少し寂しい気がします。
だからこそ、この残りで残留を勝ち取り、
今シーズンの辛い中盤戦があったからこその団結力を大きなものにしたい!!
来週も富山県総合運動公園陸上競技場でお待ちしております。
ほんじゃ!!
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