ホーム カターレ富山VSガイナーレ鳥取

久世カターレ富山

今回はいつもよりも少し早めに試合を振り返ります。

4月17日に暴風の影響で試合が中止されたガイナーレ鳥取戦。
その時は第5節だったのですが、その試合が行なわれないまま
シーズンは第20節を終えていました。
つまり、そこからこの日までJ3リーグの4チームは試合が未消化のため、
常に暫定的な順位でしかなかったのです。
第5節の時に見えていた風景とはすっかり見え方が変わりました。
そこまで不調だった栃木SCが第10節から破竹の勢いで勝ち点を重ね、
今のところ独走状態に入っています。
他の上位チームは、入れ替え戦が行なわれる2位を奪い合う戦い。
大事なところで連敗をすると一気にそこからも消えてしまう群雄割拠となっています。
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1試合未消化だったというのをアドバンテージにするべく戦った、元J2同士の争い。

試合は、苔口選手の先制から三上選手の追加点で前半終了時に2-0。
さらに後半に萱沼選手、三上選手が得点を重ね4-1で快勝でした。
その気持ちの良い試合のハイライト動画はこちらをどうぞ。
今回に関して言えば、これまで求めてきたものが全て出たので、
何の不満もありません。
まず先制点を取れたこと。
そこから前半の間に追加点を奪えたこと。
相手に得点された直後に突き放す点を入れられたことですね。
無失点でいきたかったという意見も当然あるでしょうが、
あれは相手のスペシャルな部分が出た得点なので仕方ないです。
本当にフェルナンジーニョ選手が上手かったです。
それは認めるのですが、チームとして大きく崩されたわけではないので
それ以上の失点の心配は少なかったと思います。
実はカターレにもそういう得点がいくつかありました。
誰かが思い切って打ったミドルが素晴らしいコースに飛びゴール。
それはそれで素晴らしいことなのですが、カターレというチームとして、
こういう方針でゴールを狙うという主旨からはズレているのです。
言い換えれば、次に同じ展開での得点は望みが薄いということですね。
この日のカターレは違いました。
まず細かいパス回しのほとんどが敵陣で行われたことは大きな違いでしょう。
自陣でのパス回しも当然ありましたが、この日はロングボールもかなり使っていました。
永井選手のキック力を考えれば、十分武器となる選択肢だと思います。
2つの選択肢があるからこそ、相手は迷う。
カターレのゲームを観ていて、本当に楽しい試合でした。
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全てのチームの順位が、消化試合数とともに整い4位。
この順位で良いとも思いませんが、真の実力が現れる
この時期の順位として納得の部分があります。 
ウチのチームは今のJ3リーグで決してスペシャルなチームではない。
でも、もう2度とJ2に上がる権利がないチームではない。
1位を狙うのがスポーツのセオリーであっても、
とにかく入れ替え戦にたどり着く体力、気力、チーム力を。
もし、J3リーグを知らない人がこの文を読んでくれていたら…。
放送はされていませんが、J3も…熱いですよ!!
あと10節。
期待ができるポテンシャルと順位にいることに感謝です。 
それでは!!

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