3連休の最終日、カターレ富山はアウェイでザスパ草津戦でした。
金曜日の夜に試合をして、中2日でのタイトな日程。
9月に入り、デーゲーム開催も復活したので各会場で試合時間が異なりました。
昼開催のゲームはより一層の休息の少なさ、気温との戦いを強いられることに。
そして、リーグ戦が残り9戦となり熾烈な順位争いがある中で、
ナイトゲームは他会場の結果を知ってから試合開催と
いつもとは違う印象のこの日のゲーム。
カターレ富山は15戦未勝利からホームで2連勝!!
最下位からは脱出しましたが、まだまだ降格圏内にいるには変わりありません。
降格を争うのは、FC岐阜、ガイナーレ鳥取、FC町田ゼルビア。
カターレは19:30キッキオフと1番遅いゲームだったので
他会場の結果、途中経過を知ってから試合に臨むことに。
16:00キックオフだったヴァンフォーレ甲府VSガイナーレ鳥取。
僕も見ていましたが、首位甲府相手に積極的なプレス、要所を締める戦いで引き分けに。
10月に直接対決を迎える相手に、
勝ち点と内容でプレッシャーをかけられました。
19:00キックオフの岐阜とゼルビアの結果を追いかけながら、
19:30ザスパ草津VSカターレ富山のキックオフ。
前半の序盤、かなり攻められ、今日は厳しいかもと思わされましたが、
今日も粘り強い守備でなんとか嫌な時間を耐え抜きました。
そしてカターレ富山の前からの守備が機能しだすと草津も攻めてを欠いて、
0-0のまま前半は終了。
後半が始まり、他会場では全てのゲームが終わりました。
FC岐阜は栃木に勝利、FC町田ゼルビアは福岡と引き分け。
これでどうしても負けられない戦いになりました。
2連勝で最下位は脱出しても差はわずか。
ボトムズと言われる下位チームがどのチームも残留をかけて必死で戦っています。
しかしカターレは國吉選手、足助選手と立て続けに負傷退場による交代。
思い描いた交代は出来ずに終盤戦。
とにかく失点してはいけない。最後まで集中して勝ち点1は持ち帰ろう!!
僕はそう思いましたし、サポーターの方もそう思われた方がいたでしょう。
しかし選手はそれを上回ってくれました。
劇的ゴールが生まれたのは、後半アディショナルタイムに入る直前、
89分53秒に木村勝太が決めてくれました。
相手の中盤につっかけてボールを奪ったのは大西選手、
そこから素早くサイドに展開し駆け上がる西川選手、木本選手、朝日選手の前線。
カウンターで3対4の場面を4対4にするべく
猛然と走り込んで来たのが木村選手でした。
0-1でアウェイ勝利を飾り2009年以来の3連勝!!
これまでカターレが相手にされて来た終了間際での得点。
それを逆にすることが出来ました。
ホーム連勝でもチームの順位もあり
ピッチサイドでの勝利監督インタビューをしなかった安間監督。
アウェイ愛媛戦以来、聞くことが出来ました。
実は前節の終了後、
スタッフエリアで僕を見つけて歩み寄って来ていただき熱い握手をしました。
静かなる熱い監督だなとその握手で感じました。
そして木村選手のコメントも印象的で。
J’s GOALに載っているのが、
「得点後、勢いのままに広告看板を跳び越えて
サポーターのところまで行って少し疲れました(笑)」
カターレ公式HPのコメントでは
「サポーターの皆も変わろうとしていて、
新しい歌など盛り上げようとしてくれているのが選手にも伝わっている。」
本当に長い長いトンネルだった15戦未勝利。
その時に、考えて考えて行動したものが形に結果になって表れています。
次節はFC町田ゼルビア戦。
ここで勝たないとという気持ちで絶対に負けたくない。
そしてその後はホーム2連戦。
皆さんに応援していただくべく、当日券が半額になります。
今から予定を空けて頂いて、最高の雰囲気をスタジアムで作りましょう!!
ほんじゃ!!
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