カターレ富山、連敗脱出

久世カターレ富山

水曜日、待ちに待った瞬間がやって来ました。
カターレが悪夢の4連敗からの脱出。

セレッソ大阪U-23に逆転負け、
FC岐阜に逆転負け、
SC相模原に逆転負け、
ガイナーレ鳥取には1点も取れずに負けの4連敗。
最後に勝利したガンバ大阪U-23戦は相手のオウンゴールのみ、
その前のカマタマーレ讃岐戦は、1人退場者を出し、セットプレーでギリギリの勝ち。
その前のロアッソ熊本戦は2-3と接戦を勝ちきれず。
思い返せば8月23日、3-0のFC今治戦以来気持ちの良い勝利ってなかったんですね。

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10月7日vs藤枝MYFCフォーメーション

GK 田中
DF 川崎 今瀬 柳下 林堂
MF 花井 末木 稲葉 椎名
FW 大野 宮城
リザーブ
岡 松原 碓井 滝 戸高 武 平松

迎えた藤枝MYFC戦は前節からスタメン3人を入れ替えました。
3バックシステムを採用した鳥取戦の軸を変えずに2トップを大野選手と宮城選手。右サイドに柳下選手が入る形となりました。

何が良かったのか?

まず最初に…この試合に関しては見ていて面白かったです。
負けているときに文句を書けないので、やっとここに書けます。
僕がずっと思っていたのは、細かいエリアで無理なパス回しをしてボールを奪われるな!!ということ。
おそらくサポーターさんの中にも思われていた方がいらっしゃったと思います。
GKがFWと1対1の場面を迎えた時、前に出て距離を詰めるということがよくあります。
当然相手のシュートコースを消しに行っている訳ですね。
これまでカターレが行っていたパス回しって、これに当てはまると思ってました。
味方の距離、相手との距離が近いと、とにかくパスコースが狭いんです。
そりゃ…ミスも起こり、そこに味方選手も集まっているため、奪われればカウンターを受ける可能性も増えますよね。
実際、カターレの失点のほとんどは崩されたというよりもカウンターによるものでした。
しかし藤枝戦では、「サッカーをやっている」というピッチの広さを感じたのです。
あるサイドに集中すれば、しっかりと逆サイドに展開するという流れがありましたね。
選手間の距離がこれまでより取れていることにより、個性が強く見えた気がしました。
1トップの形になった大野選手の強さを感じましたし、宮城選手の溜める能力、類まれなドリブル力もより見えた気がしましたね。

そして比較的、後ろに返すパス回数が減ったのかなとも感じました。
前回も書きましたが、とにかく「一旦戻した」と実況されることが多かったこれまでのカターレ。
相手に同じことをさせれば「遅らせた」ということですよね。
組み立てることよりもスピーディーに攻め切るという姿勢が見られた試合だったと思います。

2-1で連敗脱出

スコアは2-1でしたが、それ以上の変化が感じられた一戦でした。
ただ、得点は花井選手のFKが相手のオウンゴールを誘った1点。
2点目は椎名選手のビューティフルミドルと、まだ崩せていないと感じています。
ペナルティエリアの中からのシュートって本当に少ないんですよね。
失礼な言い方かも知れませんが、誰でも決められる、合わせるだけという崩しが見たいのです。
藤枝戦では見ていて楽しいサッカーになりました。
明日はガンバ大阪U23戦ですが、また何かが上積みされたサッカーで連勝を達成して欲しいと思います。

それでは!!

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