11月15日、カターレ富山はホーム最終戦を迎えました。
すでに、J2昇格という明確な目標の道は閉ざされ、
降格もないJ3で少しでも高順位をという戦いでした。
対戦相手に迎えたのはグルージャ盛岡さんでした。
とても上位チームに強いうという印象のグルージャさん。
その予想通り、前半は完全に相手ペースで、全く勝てる気のしない戦い。
さらに前半最後のプレーで1点を失うというとても嫌な流れでした。
それでも後半から修正したカターレは木本選手のゴールで同点、
さらに北井選手がPKをしっかり決めて逆転に成功。
2-1でホーム最終戦を勝利で飾りました。
皆さんがどう思われたか分かりませんが、
「勝利したのに…」という気持ちでした。
嬉しいんだけど、よっしゃ~!じゃないんです。
よしよしくらいの気持ちで。
それはJ2昇格という明確な目標を達成することが出来なかったからなのか、
チームの変化を期待したシーズンだったのにそれがあまり感じられなかったからなのか。
ホーム最終戦セレモニーの時には、
ゴール裏から辛辣なメッセージの弾幕も登場していました。
やっぱり昇格争いが出来ていないのは辛いですね。
これから望むこととすれば、、、
FC琉球戦にしっかり勝って5位をキープすること。
僕はよくYahooで順位表を見るのですが、一覧で1番最初に表示されるのは5位まで。
ここに表示されていればなんとか上位にはいた感があります。
そして難しいかも知れませんが、
苔口選手にはなんとかハットトリックを達成して欲しいところです。
現在7得点の苔口選手。
J3リーグで二桁得点者がいないというのは寂しいですよ。
あとは、来シーズンの体制がどうなるのか?
ということを出来るだけ早く明確にして欲しいですね。
最終戦セレモニーで澤入GM兼任監督から何か聞くことが出来るかな?
と思っていましたが、コメントは予想の範囲内のものに留まりました。
しかし、カターレ番記者、赤壁さんのカターレ通信では、
来季に向けた構想が少し語られています。
澤入監督は客観的で冷静にチームを見ることができ、
試合ハーフタイムでの指示もピンポイントで結果に繋がるようにされているのだと思います。
文面を見ているとそれが伝わるし、頭の良さも感じるのですが、
客観的ゆえに熱さが感じられない部分もあるのかな?と思います。
岸野監督には目に見える熱さがありましたからね。
そして、それが2015シーズンにサポーターが求めていたものなのかも知れません。
2016シーズンに向けて、カターレが何をしなければならないのか。
それは改革でしかありません。
他競技になりますが、阪神タイガースは金本新監督を迎えるにあたり、
「現体制をぶっ壊して欲しい」と伝えたそうです。
カターレはJ3を経験して大きく変わったな!!
昇格を成し遂げ、久々にJ2の皆さんにお会いする時はそうなっていなければなりません。
J2に上がるだけのチームではなく、2度とJ2から降格することのないチームにしなければ。
なんだかんだあった2015シーズンですが、
試合がないオフシーズンが1番寂しいもの。
勝った喜びも負けた悔しさもないというのは、辛いですね。
だから、来週も必ず勝って、そして2016シーズンがどのようになっていくのか、
また新たな期待を持って待ちたいと思います。
あっという間の4シーズン目でした。
とりあえず富山との往復はしばらくお休みです。
今シーズンもありがとうございました。
それでは!!
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