第9地区
監督・脚本:ニール・ブロンカンプ 製作:ピーター・ジャクソン
キャスト:シャールト・コプリー デヴィッド・ジェームズ 他
製作国:アメリカ 配給:ワーナー・ブラザース映画 /ギャガ・コミュニケーションズ
公開:2010年4月10日
ストーリー:
ある日、ほかの惑星から
正体不明の難民を乗せた謎の宇宙船が、
突如南アフリカ上空に姿を現す。
攻撃もしてこない彼らと人間は、
共同生活をすることになる。
彼らが最初に出現してから28年後、
共同居住地区である第9区のスラム化により、
超国家機関MNUは
難民の強制収容所移住計画を立てるのだが……。
今週末から公開の「第9地区」を見てまいりました!
製作国はアメリカですが、監督も主役も舞台も、南アフリカ。
インビクタスも南アフリカが舞台の映画でしたね。
ワールドカップイヤーは南アフリカに縁があります!!
無名の監督、キャストの作品を製作したのが
ロード・オブ・ザ・リングのピータージャクソン。
ハリウッド映画としてはかなり少ない3000万ドルで製作。
そんな無名の作品は、
登場1週目で3700万ドルの興行収入をたたき出し
その後、全米で1億ドルを超えました。
SF映画なんですが、そんな感じはあまりしません。
宇宙人と地球人とのやり取りが、今の世の中にあることだから。
この映画では宇宙人は排他的存在として、
その姿から、「エビ」というスラングで呼ばれます。
この世界で実際に起こった出来事を、
宇宙人に置き換えて描いているとも言えます。
そしてこの作品の構成のされ方。
「映画を撮るために撮影しました。」ではなく、
「この人が映っている映像を、映画化のため編集しました。」
という作りになっているのです。
したがってこれまでの映画とは見え方が異なるのです。
1995年の映画「スモーク」では
町のタバコ屋さんの定点カメラが新しい視角を作ってましたが、
その感覚を思い出しました。
ただし、結構グロテスクなシーンもあるので
カップルで仲良く鑑賞!!というのに向いてないかもしれません。
「第9地区」は明日から公開です!!
ほんじゃ!!!
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