ゴールデンスランバー
監督:中村義洋 原作:伊坂幸太郎
キャスト:堺雅人 竹内結子 吉岡秀隆 他
製作国:日本 配給:東宝
公開:2010年1月30日
ストーリー:
凱旋(がいせん)パレード中に首相が暗殺された仙台、
宅配ドライバーの青柳(堺雅人)は、
久々に再会した旧友の謎の言葉を聞いた直後、
警官から突然銃を向けられる。
訳もわからず逃げ出した彼は、
身に覚えのない証拠と見えない力によって
無実の首相暗殺犯に仕立てられていく。
絶体絶命の中、青柳は大学時代の仲間たちに
助けられながら逃亡を続けるが……。
さていよいよ「久世映画」第1弾ですね!
中村義洋監督が伊坂幸太郎作品を3映画化するのは
「アヒルと鴨のコインロッカー」、「フィッシュストーリー」についで3作品目。
今回は初めて原作を読まずに映画を見てきました。
とにかくストーリー展開が早い!!
無駄だなと思う部分がなく、だけど必要なものは
きっちりと描かれているな~。と感服してしまいました。
その伏線の描き方はさすがです。
ストーリーとしては、基本的にありえないことなんです。
だからとても非現実的なんですが、
その中の細部の出来事がやけにリアルなんです。
非リアリティーの中にリアリティーが詰まっています。
文章から映像化するとき、
どうしても忠実に描くとエグみが出てきてしまいます。
そのエグみをものすごく中和してくれるのが
堺雅人と濱田岳という役者たち。
この人たちがキャストじゃなかったら
全く違う見え方になるのじゃないかなと思います。
僕はエンディングテーマが
斉藤和義「幸福な朝食 退屈な夕食」だったことで
身体に鳥肌が立ちました。
もちろんThe Beatlesのアルバム「Abby Road」の
Golden Slumbersも聞いてから行くともっと楽しめるかも!!
ほんじゃ!!!
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