8月16日のFM岡山Twilight Pavementでは、
Twilight Featuer Discのコーナーで、
Chicago Poodleの5枚目のオリジナルアルバム、
この日発売の『袖振り合うも多生の縁』をピックアップしました。
2014年9月の「Life is Beautiful」以来、
約3年ぶりのアルバムです。
Chicago Poodleとは?
Chicago Poodleは、
ボーカル・ピアノの花沢耕太、ベース・辻本健司、
ドラム・山口教仁からなる3ピースバンド。
すべての作曲をボーカルの花沢さんが、
歌詞はベースの辻本さんとドラムの山口さんが担当するという、
少し変わったスタイルを持っています。
2000年4月に同志社大学内で結成。
2009年3月にシングル「ODYSSEY」でメジャーデビュー。
その年の7月に発売された2ndシングル「ナツメロ」の中には、
FM岡山牛嶋俊明ドリームファクトリーと、星の町として有名な井原市「美星町」、
そしてChicago Poodleがコラボレーションして生まれた
「Twinkle Little Stars~星が降る町~」が収録されており、
FM岡山とも縁深いアーティストです。
僕は2014年に大阪の舞洲で行われた
「Live Garden Glass On Grass」というライブで
ご一緒させてもらいました。
『袖振り合うも多生の縁』はどんなアルバム?
Chicago Poodle、
3年ぶりとなるニューアルバム『袖振り合うも多生の縁』。
このタイトルは「上方いろはかるた」の言葉の1つ。
「知らない人と、たまたま道で袖が触れ合うようなちょっとしたことも、
前世からの深い因縁があることを表すもの」という意味なんですね。
まず1曲目に収録されているのは「ツナグモノ」。
ライブの時によりみんなに歌ってもらいやすいようにと
ボーカルの花沢さんが珍しくサビの部分で
ファルセットを使わなかった曲だと
ドラム・山口さんのブログでは説明されていました。
そして僕が気になったのは5曲目の「愛のレストラン」。
しっとりとしたピアノの入りからは考えられないような転調。
ブラスサウンドがとても印象的でした。
「縁」というものがまた別の角度から捉えられてる歌詞、
厨房をイメージさせる効果音など、
このアルバムのまさにスパイスとなる1曲だったと思います。
12曲入りのアルバムは、
全体を通して「やっぱりシカプーサウンドだ!」
という仕上がりになっているのですが、
実に様々な手法のイントロを使い分けているなと
感じたアルバムでもありました。
曲調が途中でガラりと変わる転調もたくさんあり、
「ふたりひとつ」はまさにその代表曲と言ってもいいと思います。
これまでのシカプーを一番色濃く踏襲しているのは
「ずっと煌めく君は僕のダイヤモンド」かな。
ちなみにこのアルバムジャケットは交差点で撮影されていますが、
実は大阪難波にある高島屋前の巨大交差点だそう。
ファンの方にとっては訪れてみたい場所ですね。
このアルバムをひっさげてのツアーは9月30日の愛知からスタート。
関西は10月7日のKYOTO MUSEですね。
岡山は10月22日にはMO:GLAでライブがありますが…
その前に、8月25日に岡山後楽園、
夏の幻想庭園スターライトステージに登場です。
それでは!!
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