日本がワールドカップに出場??
アジアを勝ち抜くことすら全く出来なかった1980年代。
1993年、Jリーグ開幕とともにサッカー界は盛り上がり、
でもその年にドーハの悲劇が起こった。
1998年のフランスワールドカップ初出場から
現在4大会連続で出場している。
時代は変わったんだ。
そして今日、大きく時代が動いた。
快進撃を続けるサッカー女子日本代表、なでしこJAPAN。
日本の決勝進出が決まり、
今まで目標にしてきたメダルが確定となっているこの試合。
決勝の相手は今まで勝ったことのないアメリカ。
深夜というか早朝というか
またとんでもない時間に行われた試合。
3連休のおかげでたくさんの方が見られていたようだ。
試合開始からアメリカは、とんでもなく強かった。
体格差からくるルーズボールの争いは仕方ないにしても、
日本のパスサッカーを封じ込めるプレスの速さは圧巻だった。
本当になんとか0対0で折り返したなという印象だ。
後半20分頃、日本は勝負に出て一気に2人のFWを交代。
その直後にカウンターで入れられてしまう。
これ以上ないほど完璧なカウンターだった。
それでも日本は追いついた。
延長でも点を入れられてこれで万事休すかと思ったが、
コーナーキックから澤選手が絶妙な合わせで決めてくれた。
PK戦まで行けば十分だとも思ったが、
それでも期待せざるを得なかった。
日本がワールドカップを掲げる瞬間を。
ここまでで十分だよという気持ちと、
ここまで来たんだからという気持ちと。
PKではGK海堀選手が止めてくれた。
なでしこJAPANが優勝。
フランクフルトのスタジアムに「ヤーパン、ジャパン」と
ドイツ語と英語で日本が紹介されると
満員の観客から大きな歓声があがる。
そしてMVPと大会得点王にも輝いた澤選手が
高々とワールドカップを掲げた瞬間、
金色の紙が大きく発射される巨大クラッカーが鳴り響く。
自分の人生の中で、
日本がワールドカップを掲げるのを
見れるとは思っていなかった。
別に僕が掲げたわけじゃないんだけど
その瞬間を見ることができて本当に嬉しい。
そして色んなことは変わっていくし、変えていけるんだという
極めて基本的なことを強く感じた時間でもあった。
なでしこJAPAN、ありがとう。
素直に感動しました。
ほんじゃ!!!
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