10月も中盤の10月15日。
ホームでカターレ富山vs藤枝MYFCが行われました。
前回のホームゲームで栃木との戦いに敗れたカターレ。
アウェイの福島戦はしっかりと勝ち点3を取って、
富山県総合運動公園に戻ってきました。
10月1日のゲームではその暑さに驚きましたが、
今回はこの2週間での気温差に驚くほど寒い1日でした。
ニューグッズとして登場した
リラックマミニタオルも注目でしたが、
コンプレッションシャツが大人気でした。
そしてコンコースでは、
スポーツの秋ということで、足つぼPKや、
ヘディングで卓球をするへディスなど、
様々なスポーツの体験コーナーが設けられていました。
分厚い雲でいつ雨が降ってもおかしくない状況ながら、
そのままの状況を維持して、雨は降ることなく試合開始。
前半終了間際に1点を失い、嫌な形で折り返しましたが、
後半に4点を取ったカターレが4-2の逆転勝利。
1点を取られた時点で勝ちにもっていくのは難しいと思われた
これまでのカターレというものを見事打ち破ってくれました。
前半戦の感想としては、とにかく枠の上に行く
ホームランシュートが多かったということ。
正直、腹が立ったサポーターの方も多かったと思いますし、
僕もなぜ1本くらい枠に行かないんだと、その時思いました。
少し時間をおいて改めて考えると、
いつもよりシュートが印象に残った
前半だったと言えるかも知れません。
正直、前半でシュート打ったかな?
という感想の方が多いのです。
スタッツでは何本かカウントされているものの
見ているものにとって印象的なシーンが少ない。
今節は前半からいつものカターレよりも
より多くのチャンスを生み出しせていたのかも知れません。
そして後半11分のカターレの1点目は
実に見事な展開から生まれました。
相手がファールをアピールしていたところで
山形選手から左サイドへ展開し佐藤選手へ。
佐藤選手がかなりキツめの縦パスを椎名選手へ。
見事なトラップからタメを作った椎名選手が苔口選手へ。
苔口選手がワンタッチで平繁選手、
平重選手もワンタッチで佐々木陽次選手にパスをしてのゴール。
山形選手が最終ラインでボールを動かし始めた
後半10分30秒からわずか22秒でのゴール。
例えシュートがキーパーに弾かれていても、
フォローの形で衛藤選手が詰めに走ってきていました。
試合の時は、アナウンスに集中していて気付きませんでしたが
この瞬間は何度リプレーで見ても見事な連動でした。
そして2点目は苔口選手のゴール。
相手のゴールキックから競り合いになり、
そのセカンドボールを平繁選手が見事なテクニックでマイボールに。
苔口選手がヘディングで落としたボールを椎名選手が左へ展開。
そこからあの佐藤選手のキラークロスが入りゴール。
このゴールも何度も見返しましたが、
苔口選手のあんなにストレートな
ガッツポーズってあまり記憶にありません。
6試合ぶりのゴールは値千金の逆転弾でした。
逆転後はカターレの選手が乗っているように見えました。
最後まで続く前線からの鋭い出足でさらに2点を重ねて4-2。
アディショナルタイムの失点に関しては反省も必要かと思いますが、
逆に2-1の状態で引いていたらと思うと、
積極的に追加点を狙いに行った良い方の効果が出たとまとめましょう。
ハイライト動画
7月1日以来のホーム勝利。
7月1日以来の連勝達成となりました。
本当に苦しい期間は長かったんですね。
この試合の2ゴールで苔口選手は9得点に。
2013シーズン以来の2桁得点に王手をかけました。
そして佐々木陽次選手も2ゴールで6得点目。
なんと最近4試合で4得点ですから完全なスコアラーです。
栃木SCは中断期間でペチュニク選手という
明確なスコアラーを得たことで順位を一気に上げたと
以前のブログで書きましたが、
カターレにとってそれは佐々木陽次選手になりそうです。
こうなってくると次のポイントは平繁選手になるでしょう。
本人のツイッターを見ても得点への渇望は目に見えています。
この数試合はチームへのフィットも浸透し、
その連動制で数々のチャンスメイクをしてくれました。
ここで平繫選手が1つのゴールをきっかけに
新たなスコアラーとして爆発すると、
J2昇格への連勝モードが一気に加速するかもしれません。
こうやってブログを書いているだけで
今週末にやってくる試合が楽しみで仕方ありません。
残念ながら台風が近づいていて天気は良くないようですが、
おそらく試合は行われるでしょう。
藤枝戦は強風の助けもあってゴール裏のサポーターさんの声が、
いつも以上に風に乗りピッチの選手に届いていました。
最後まで走り切る原動力になったことは間違いありません。
J2復帰の夢に向けて共に戦いましょう。
それでは!!
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