富山マラソン2015

久世の日々

実に久々のブログでございます。

あっという間に今年も残すところあと2ヶ月となりました。
そんな節目の11月1日、富山マラソンに挑戦してまいりました。
フルマラソンに初挑戦したのは2013年2月の寛平マラソンでした。
その時は24キロ地点でリタイア。
このブログにもその時のことが書かれていて、
「全く練習なしで完走できるほど、フルマラソンは甘くなかった」と、結ばれていました。
今回も、それが分かっていながら
結局1ヶ月前から焦ってトレーニングをするということに。
なかなか「また今度」という魔の言葉から逃れるのは難しいものです。
それでも本番までに10キロを2回と18キロを1回経験したことで、
まだ前回よりは精神的に余裕を持って挑戦できました。
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乳首に絆創膏を貼り、擦れることが予想される場所にワセリンを塗って。

そしてもちろんカターレのユニフォームを着ての参戦です。
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富山マラソンは高岡古城公園からスタート。
14000人が参加ということで、わたくしがスタートラインを過ぎたのは9:12のことでした。
早朝は低かった気温も太陽の登場とともに徐々に温かくなりました。
何と言ってもトレーニングが自信を与えてくれます。
20キロまでは行けるだろうと。
そして20キロから30キロのまだゴールが遠く感じるところを
いかに乗り切るかだなと思っていました。
その20キロ地点で登場するのが、
このコースの最大の魅力であり、難所となる新湊大橋。
ゲストランナーの有森裕子さんが新湊大橋の直前で
みんなにハイタッチをしながら激励をされていて
「さあここから絶景よ!」言われましたが…。
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確かに絶景ではあるものの

果てしなく続くような坂道に心が折れそうになりました。
それでもこれを越えれば一気に完走に近づくと思い、
ゆっくりと走り抜けます。
そして、その難所を乗り越えた給水所でカターレサポーターさんに声をかけて頂き、
食べ物も補給して少し体力も回復。
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これがその時の写真でございます。

ここからは33キロ地点にいるという
リープブルーの面々に会うことを目標に走ります。
しかし足裏の激痛と、右足小指にできてしまった水ぶくれの違和感で、
なかなか前に思うように進みませんでした。
それでもリープブルーのメンバーが
大きな声援を送ってくれたことでまたエネルギーを注入し、
ラストの10キロへと挑みます。
ここからがまた難所となる呉羽山の峠茶屋。
果てしなく続く、なだらかな上り坂。
皆さんもたまらず歩いていました。
僕もとりあえず完走できることを目標に大股で歩く時は歩く。
行けそうだと思ったら走るを繰り返して山を乗り越え、
やっと自分が知っている景色に出会うことが出来ました。
自分が知っている景色に出会うことでやっと距離感が掴めるので
コースを知っているということは大切ですね。
残り10キロからは、長い長いキロ数のカウントダウン。
7分30秒ごとにやってくる「また1キロゴールに近づいた」という
達成感だけを希望に最後まで。
残り300mとなった時に、仕事で大阪から来ていた友人がパワーを与えてくれました。
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そして感動のゴール。

タイムは5時間20分52秒でした。
ゴール後にすぐさま写真を撮ってくれたのはカターレのスタッフさん。
そして気になっていたアウェイで戦うカターレの経過を教えていただき、
差し入れを頂いたのはサポーターさんでした。
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ゴール後の僕を探して、タオルを渡してくれたのも

富山マラソンのボランティアをしていたサポーターさん。
写真も頂きました。
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メダルの授与は、テレビの仕事で来ていた

ピッチサイドレポーターの豊田麻衣ちゃんが撮影してくれました。
本当に長い道のりでしたが、大阪からネットで僕の進捗状況を確認してくれていた友人達の激励や、
このカターレのユニフォームを着ているから止められないという想いが後押ししてくれました。
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カターレを通じて富山で仕事をさせてもらって4年が経とうとしています。

住んではいないんだけど、また少し富山に詳しくなりました。
そしてマラソンは心の底から人に感謝できるスポーツだなと思います。
自分1人だけで42キロを走っていたら確実に止めていたでしょうね。
そういう気持ちになれたことにも感謝です。
それでは。

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