気仙沼へのボランティア

久世の日々

5月13日から5月15日まで2泊3日で気仙沼へ行ってきました。

3日間の日程ではありますが、実際に作業をするのは14日の1日だけ。

13日の夜にバスで出発し、14日の夜に尼崎に向けて出発。

バスで2泊するという弾丸のボランティアでした。

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13日夜7時。

参加者の皆様を乗せたバスがJR尼崎を出発します。

定員20名と聞いておりましたが、

30人を超える方が参加されていました。

このボランティアバスを運営される

尼崎市社会福祉協議会の方も何名か同行されました。

iPhoneのマップ機能を使って検索すると、

JR尼崎駅から気仙沼駅までの距離は995キロ。

車で行くと13時間26分と表示が出ました。

バスは僕が思っていたルートとは違い、

日本海側をとおり、新潟から福島、宮城、岩手の一関を経て

気仙沼へと向かっていきました。

14時間の時を経て、気仙沼へ到着です。

一関から一般道を使って気仙沼に行ったのですが、

道中にはたまにひび割れて舗装しているところがあるくらいで

いたって普通に見えました。

ところが景色が一変したのは海岸沿いに着いてからです。

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メディアを通じて目にしていたものが目の前に広がりました。

今回のボランティア活動は瓦礫の撤去、泥のかき出しと聞いていましたが、

活動の内容が徐々に変わりつつあるそうで、

僕たちは仮設住宅の方への物資の仕分けと分配でした。

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長靴の先に鉄の入った安全靴、安全のためのゴーグル、

防塵マスクなど買ったのですがここまでは要りませんでしたね。

試しに付けてみただけなので変な写真ですみません。

活動が変わるということは

現地の状況が少しずつ変容しているということです。

今回は完成した仮設住宅の方への支援物資ということで

IKEAから送られたものを住民の皆さんに届ける仕事でした。

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まずは大型トラックに載せられた物資をみんなで手分けして降ろします。

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降ろした物資を仕分けして並べて、

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さらに一戸ごとに決められた量を1セットにいていきます。

10セットが完成したら、各家庭の方に来ていただき、

みんなでそのお宅まで運んでいくというものです。

80世帯ほどありましたので、

この作業を何度も繰り返していくわけです。

運んだお宅で

「遠くからご苦労さまです。ありがとうございました。」

なんて言われるとやはり嬉しいものですね。

7時間の活動はあっという間に終わりました。

今回の場所は気仙沼中学校グラウンドに建てられた仮設住宅。

中学校ではクラブ活動が行われていました。

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校舎にもまだ避難者の方が生活されていて、

グラウンドは仮設住宅になり、

また一方で日常のようにクラブ活動が行われ、

気仙沼の桜は葉桜になりつつもきれいに咲いていました。

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敷地内の仮設集会所では子供たちのために

バトラーさんという方がボランティアで紙芝居をされていました。

今回、ボランティアに参加させていただいて感じたこと。

僕個人が感じたことなので語弊があるかも知れません。

確かに海岸沿いは津波の影響で甚大な被害がありました。

それの復興に向けて、自衛隊の方、警察の方もたくさん来ていました。

ボランティアも含め、いち早く復興にむけて活動しなくてはなりません。

逆に海岸から離れたところでは、

地震の影響を目で見て感じるところはあまりありませんでした。

もちろんバスの中からしか見ていないので

見えないところで被害があったのだと思いますが。

今回の地震で東北地方全部が駄目になったわけではないのです。

当たり前のことなんですが。

でも僕は関西にいるときに

なんとなくそんな印象があったのです。

復興に向けて進んでいくところ。

ここは全然大丈夫です!!皆さんどんどん東北に来てください!!

というところ。

それをどんどん発信していかなくては

東北地方は活性化していきません。

またボランティアの機会があれば参加したいと思います。

そして東北に旅にも行きたいと思います。

そんな風に思わせてくれる

素晴らしい景色が東北にはありました。

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今回、同じ活動に参加された方とも仲良くなれました。

皆さんありがとうございました。

そして5月19日のFMaiaiのシティステーション820で

一緒に参加された尼崎市社会福祉協議会の方と、

この模様をオンエアします。

それでは!!

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