8月13日にガイナーレ鳥取との代替試合が行われてから、
あっという間に過ぎたような、長く感じたような1ヶ月でした。
年齢的に1ヶ月はあっという間に去りましたが、
毎週、一喜一憂していたJ3リーグがないというのは長く感じました。
今年は無事に富山県代表になり2回戦まで戦った天皇杯。
J1鹿島アントラーズとの戦いは何かの糧になったのか試される試合でした。
9月11日に行われたカターレ富山vs藤枝MYFC戦。
前回のアウェイ藤枝戦では
「この敗戦には何もなかった」と三浦監督が話すほど悔しい内容。
その悔しさをホームでしっかり晴らさなければならない戦いでした。
まず前回かなり苦戦を強いられた相手のハイプレスに対して
カターレは手法を変えてきました。
GK永井選手がボールを持っても、ボールを大事に
ゴール前からショートパスを繋ぐサッカーを貫いた前回のカターレ。
今回はゴール前でも3人がプレスをかけてくる藤枝さんに対して
カターレは大きなボールも選択。
無論、前線に人数をかけていれば後ろは手薄になるのです。
これは「そういう選択肢も見たかった!」と思わせてくれました。
しかし結局、前半に均衡は破れず0-0。
國吉選手のコーナーから代選手のヘディングがゴールネットを揺らします。
代選手の得点は4月24日の琉球戦以来、今季3得点目。
全てセットプレーからヘディングでのゴールで、
そのうち2ゴールは國吉選手からと相性の良さを感じます。
この均衡が破れた後のカターレのサッカーは、本当に素晴らしかったです。
…というよりも見ていて、面白かったです。
こんなに45分が短く感じた試合は初めてかも知れません。
これまで感じていたフラストレーションが一気に解放された気分でした。
まず先ほども書いた、適度にロングボールを使うところ。
アメフトでは4thダウンパントと言ってリスク回避のために、
自陣からの陣地を回復するプレーがありますが、
永井選手のキック力を活かし、さらにその競り合いに勝つシーンもありました。
後はセカンドボールが収めるためのポジショニングが整えば最良です。
そして、プレスをもう一歩先に踏み込むことでボールは奪えたことです。
これまでカターレは相手に対してプレスはかけているのに
ボールを奪うまではいかないことがよくありました。
相手に対してプレッシャーはかけているが、ボールを奪う距離までは詰めないのです。
しかしこの試合では、これまでより半歩、1歩と前にボールに寄せたプレーが増え、
そこから生まれたチャンスがいくつもありました。
特に衛藤選手の寄せのプレーは印象に残りましたね。
いいサッカーでチャンスを何度も演出しても
なかなか点に結びつかないのもサッカー。
最後は相手のミスを見逃さず押し込んだ
中西選手の今季初ゴールで試合終了。
残り9節となって、とにかく勝ち点4差で2位の鹿児島に追いつかなくてはいけません。
YS、大分、G大23、F東23と続いていく中で、あと勝ち点をいくつ取ることが出来るのか?
希望もあるし、期待も出来ます。
でも全く簡単な道のりではない。
とにかく最後まで戦い抜くのみです。
…土田さんとは祝杯とかヤケ酒とか言いながらだいたい飲んでるんですけどね。
それでは!!
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