将棋界の一番長い日

木曜日の日記です

昨日、3月2日は将棋界の一番長い日でした。

同タイトルの番組がBS2でも放送されました。

プロ棋士は百数十人いますが、

その中で1番上のA級に属しているのは10名。

1年間で総当りで戦いが行われ、名人挑戦者を決めます。

そして下位になった2名はB級1組に降級となります。

Jリーグでも行われている入れ替えがあるわけですね。

そして昨日はその最終局。

午前10時に5局一斉に対局が始まりました。

NHKの将棋トーナメントとは違い、

1人の持ち時間は6時間という長さ。

両者が持ち時間を使いきれば12時間を越えます。

ここまで成績上位は森内九段と渡辺竜王の6勝2敗。

そして降級の可能性があるのはなんと5人という

とんでもない状況でした。

僕は22時半からの放送を見ていましたが、

それはそれはどれもが激戦ばかり。

ツイッターを見ていても、

「将棋は駒の動かし方しか知らないが、

見ているだけで面白いし、プロはすごい!!」と書いてる人が。

一手考えるのに、終盤まで読みを入れるわけですからね。

それはとんでもない手数を長時間かけて読むのです。

しかもその戦いは12時間以上。

丸山九段は脳天に冷えピタを貼ってらっしゃいました!!

結局、木村八段と藤井九段の降級が決まりました。

渡辺竜王が負けたため、名人挑戦者は

森内九段が勝てば決定ということになりました。

5局中4局が終わったのが日付変わって3月3日の0時40分。

森内九段と久保二冠の戦いは、

序盤から大駒が成りこみ森内九段リードかと思われましたが、

じりじりと久保二冠が盛りかえし、100手を超えてから

自陣を整えるという展開に。

ツイッター上では「寝たいけど寝れない!!」

「さすがの名勝負!!」など将棋ファンの声が上がっていました。

結局、一手の差で森内九段が勝利。

大局開始から15時間40分が経過していました。

まさに将棋はスポーツだな~と実感。

体力がなければ思考能力、集中力はあっという間に切れてしまいます。

僕も好きなだけで全く上手くなりませんが、

それでも存分に楽しませていただきました。

羽生名人対森内九段の名人戦は盛り上がりますね!!

ほんじゃ!!

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