ミルク金時発祥の店 喫茶カニドン

久世と岡山

FM岡山 Twilight Pavementの木曜日では、
7時台の中盤に僕が岡山をぶらりと巡ったお話をしています。

2週間前のこと、表町商店街をぶらりとしていると気になるお店が。
それがカタカナで書かれた「カニドン」というお店。

僕は一瞬海鮮丼のお店かなとも思ったのですが、
店名の上に「喫茶」と書かれていたのでそうわけでもなさそう。

よくメニューを見るとズラリと並ぶかき氷の数々。
あまり甘いものを食べるほうではありませんが、
久々に食べてみることにしました。

このお店の名物は「ミル金」。ミルク金時の略称ですね。
なんと、そのミルク金時発祥のお店として知られているという情報。
これは頼まないわけにはいけません。
もともと1924年ごろに表町地区で営業を始めた喫茶「カニドン」さん。
元々あったかき氷の金時に、よく通っていた高校生が
コーヒー用のミルクをかけて食べたところから
その評判が広がり全国に広がっていったとのこと。
大正時代からの話ですから90年以上の歴史があるんですね。

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4代目までつづいたカニドンが惜しまれながら2年前に閉店し、
復活を望む声が上がっていた中、今月1日にお店を復活させたのが
2代目店主の娘さん、水島浩美さん。
夕方5時からは、串カツ屋として営業されているのですが、
午前9時から夕方5時まで営業されています。
注文はもちろん、「ミル金」。
まず出されたのがレンガくらいの大きさの氷。
まさか1人分?と目を疑いましたが、間違いなく1人分でした。
作っていただいている間に水島さんと少しお話をしたんですが、
先週、山陽新聞に載った影響もあり、この1週間でかなりの来店があったとのこと。
なかなか1人で回していくのも大変だけど、期間限定というわけではなく
通年でやっていきたいとお話してくださいました。

あんこがたっぷり皿に入れられ
それに積み上げられていくふわふわの氷。
高さは20センチくらいあり、そこに特製のミルクがかけられると完成。
高さがある分、こぼさず食べるのは難しいです難しいんですけど、
90年以上の歴史を感じる趣深い味わいでした。
最後はあんこと氷をしっかり混ぜ合わせて2度美味しいのもいいですね。
この夏もう一度食べておきたいミルク金時でした。

それでは!!

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