1月13日、現在の国立競技場では最後の
全国高校サッカー選手権決勝が行われました。
全国の成人式の話題で盛り上がる祝日。
成人の日が1月第2週の月曜日になったのは
いつのことだったでしょうか。
決勝の舞台に立ったのは共に北陸勢。
石川県代表星稜高校と富山県代表富山第一高校。
どちらも初の決勝進出。
どちらが勝っても北陸勢初の全国制覇。
仮にどちらかだけが決勝進出なら、
お互いが北陸勢として頑張って欲しいと
応援する試合だったのかもしれません。
富山県で仕事をさせて頂いた2年間。
時折訪れる高校野球や高校サッカーの全国大会でやっぱり応援してしまうのは
地元の奈良県代表と関わりのある富山県代表になりました。
準決勝で劇的なPK戦勝利を収めた富山第一。
PKのスペシャリスト田子選手も大きく注目されました。
全ての試合で先制点を取り勝ち上がって来た富山第一と
無失点で勝ち上がって来た星稜。
それを象徴するかのような前半戦でした。
圧倒的な攻撃力の富山第一でしたが、最後の一歩で入らないのです。
富一が10本のシュートを放つ中、星稜は0本。
いつかは点が入るだろうという状況は
星稜のPK獲得で大きく変わりました。
0-2になった後半戦。
前半戦の飛ばし過ぎが響いたのか後半には足が止まり始めた富一。
でも後半40分を過ぎてからの同点劇。
正直、思いっきり叫んでしまいました。
延長戦も終わりが近づき、
PKのスペシャリスト田子選手がテレビで取り上げられた時、
ロングスローから華麗なボレーシュートが決まりました。
事実は小説よりも奇なりと言いますが、
まさにそれが示された試合になりました。
この試合が漫画で描かれていたなら、
「なんてベタなストーリーだ!」と言われるでしょう。
本当に良いものを見せて頂いて
ありがとうとお礼が言いたくなる試合でした。
数日前の試合内容をしっかりと書いてしまいましたが、
印象に残ったことを2つほど。
富山第一の2年生GK高橋選手の
ハンドスローが素晴らしかったですね。
ボールを保持してから攻撃に移るまでのスピードが素晴らしかった。
そして、大塚監督のハーフタイムコメント。
10人になっても勝ち進んだ。PK戦も制した。
最後は逆転勝利を成し遂げよう。
初めて先制点を取られた選手のモチベーションを
見事にコントロールする言葉でした。
2014年。
まさにワールドカップイヤーにふさわしい
サッカーの盛り上がりを見せてもらいました。
ほんじゃ!!
追記 というブログをアプリで書いていたら
何度やっても投稿が出来ず、
無理やりメールにコピーしてPCで書き直しました。
若干、憤慨しております!!
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