アメリカン•スナイパー

久世映画

今週末から公開となるアメリカン•スナイパーを試写会で観てまいりました!!

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ストーリー:

イラク戦争に出征した、アメリカ海軍特殊部隊ネイビーシールズの隊員
クリス・カイル(ブラッドリー・クーパー)。
スナイパーである彼は、「誰一人残さない」という
ネイビーシールズのモットーに従うようにして仲間たちを徹底的に援護する。
人並み外れた狙撃の精度からレジェンドと称されるが、
その一方で反乱軍に賞金を懸けられてしまう。
故郷に残した家族を思いながら、スコープをのぞき、
引き金を引き、敵の命を奪っていくクリス。
4回にわたってイラクに送られた彼は、心に深い傷を負ってしまう。

まずこの映画は実話です。
クリス•カイルの自叙伝が原作となり映画化された作品。
メガホンを握ったのはミリオンダラー•ベイビーなどで知られる
84歳のクリント•イーストウッド。
タイトルを見る限り、凄腕の射撃手のお話ですが、
この映画の焦点はそこではありません。
戦争というものが国ではなく、
個人にどのような影響を与えるのかということです。
何が正義で何が悪なのか?
殺人なのか?正当防衛なのか?
よく使われる言葉ではありますが、
この言葉が自分の中に思いっきり沁みました。
描かれているのは同時多発テロ以降に勃発したイラク戦争。
いわゆる戦争ものと言われる映画はかなり昔のことが取り上げられるのですが、
この戦争に関しては同時代を生きているだけに生々しいのです。
そしてそれが実話なのでしっかり向き合わなければならない、
知らなければならないと思わされます。
実話なので知っている人は知っていると思いますが、
クリス・カイルがどうなるのかは伏せておきたいと思います。
クリス・カイルを演じたブラッドリー•クーパーはこの役のために18キロ増量しました。
もちろん屈強な軍人を演じるために強烈な筋トレも遂げています。
その結果クリス•カイルの生き写しだと言われる評価に至りました。
その演技に注目していただければと思います。
そしてエンドロールでは監督の意図が思いっきり出てくるので、
少し驚くことになるかも知れません。
僕は必ず観ておくべき映画だと思います。
ほんじゃ!!

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